2015年7月5日日曜日

どうもゴリです。

かわでぃー、結局自転車は一度も使わず、直しもせずに後輩のTぼやに譲ったよ。。

踏んだり蹴ったりの自転車で山にまで登ってたかわでぃーの精神が、後輩にも受け継がれますように、アーメン。


今は帰国直前の空港で書いてます。

お土産コーナーのカンガルーのキ○玉の巾着袋(継ぎ目フリーで小銭落ちない!)も魅力的だけど、個人的には自分で絵を書くブーメランが欲しいな・・・ 
アボリジニ風ペイントして、我がTMDUのヘリポートから飛ばしたら、ちゃんと戻ってくるかな?


さて、
さてさて、
今日オーストラリアを去ってしまう前に、皆様にどうしてもお伝えしたいことがあります。

それは、、、
オーストラリアのお菓子の王者。
空港のお土産でも良く見るチョコ。


そう。




TimTam


ちなみに、TimTamといっても通じず、TimTamで分かってくれたので、どうやらTimTamのようです。

さて、TimTamには伝統的な食し方がございます。

ミルクを使うのですが・・・



こうかな?
うん、惜しいね。




よくよく見ると、多孔質になってます。


Step1
まずは両端をちょこっとずつ齧る



 

















Step2
TimTamをストローにして牛乳を飲む!




Step3
もっともっと牛乳を飲む!











































もっともっと!





Step3
そして最後に、ふにゃふにゃになったTimTamを食す!




こうして甘すぎたハズのTimTamが優しい顔を見せるのです。

友達同士、誰が一番多くミルクを飲めるかを競うことも多いようで。



オーストラリアに来た際には是非・・・
と、なんと、

日本でも売ってました!
TMDUの近くのマ○エツにGo

そして実はこの奥義を僕に伝授してくれたのは、
オーストラリア人ではなく日本の先輩です。
多謝!







2015年6月17日水曜日

Immunologyの感想

 皆さん元気ですか?かわでぃーです。僕は元気です。
 2週間前に帰国しました。
 帰国直前にチャリパンクさせてしまいました。空気入れてたら目の前でパッーンって破裂したのです笑 さすがに笑ったよ。ごりさんごめんね。
 5月からのごりとはーりーはまだあと2週間以上ありますね。

・ Immunologyの感想
 さて、5月に回っていたImmunology科について書いていませんでした。

 Immunology科で扱われる疾患は、 様々な膠原病やアレルギー疾患を含む自己免疫疾患および免疫不全症です。自己免疫疾患にはいわゆる膠原病だけでなく、例えば重症筋無力症や類天疱瘡なども含まれるので扱う疾患は非常に多様です。
 ちなみにはーりーがとった膠原病内科とは別です。Immunology では免疫抑制剤を使用してフォローとなっている患者が多く外来にかかっている印象で、膠原病内科では関節の症状が明らかな患者が多くかかっている印象です。

 Immunologyでのスケジュールは大体こんな感じ。


 学習機会といえば、8割が外来見学、残りは病棟回診ミーティングです。

外来見学では、アレルギー疾患、膠原病などの自己免疫疾患+免疫不全症、血管炎に特化した外来がそれぞれあります。患者の受診目的として多かったのはアレルギー疾患に対する治療と、 免疫抑制剤の調整のための外来フォローでした。しかし、原因不明で検査にてまさに原因究明中の段階患者も多く、興味深かったです。学習は見学スタイルですが、興味深い検査結果があった場合は先生に解釈するよう言われ、ディスカッションすることができて勉強になりました。

病棟回診と言ってもImmunology科固有の入院患者は1〜3名で、他の科からコンサルを受けて患者を診察しに行くことの方がむしろ多いです。興味深かったのは救急からのオンコールを受けてかけつける先生について行った時で、鑑別を考える段階に参加できました。救急からのコンサルが勉強になるのはどの科を回っていても同じだと思います。 ただし、やはりほぼ見学スタイルです。

ミーティングは主に、先生方も診断や治療に迷うような非常にレアなケースについてディスカッションする場で、レベルが高すぎて学習機会として活かしきれなかった感が否めませんでした……

 総じてほぼ(外来の)見学だったので、自分がもともと期待していた「診察をしたり鑑別を挙げてプレゼンしたり」といったことはできませんでしたが、正直、国試レベルの知識では到底太刀打ちできるような診療ではなかったと感じていて、学生が自由にやらせてもらったところで効率的に学習できるとは思えませんでした。それほどレベルが高かったです(臨床的にも、基礎医学的にも、医学英語的にも)。なので見学スタイルなのはしょうがないと感じました。

 ちなみに、皮膚科の医学用語の知識も必要でした。FOCUSやってる段階ではノーマークだったので困りました。タイでの実習を終えたブロガーの彼も皮膚科用語での苦労を綴っています。

 では僕自身はそういう場でどうやって学習していたかというと、必死に先生と患者の会話に耳を傾け、分からない単語も音をカタカナでもいいからメモし、開かれた紹介状をちら見し、質問もできるだけして情報を集め、そうやってかき集めた情報を自習時に文献検索しながらつなぎあわせて理解していくという地道スタイルです。仕方なかったんです、こうしかやりようがなかったし、カタカナでメモした謎の医学英語も結構調べれば分かるもんでした笑

 症例自体は興味深いものが沢山あり、Immunology ならではの学習を楽しめました。

 ちなみに、4月のGeriatrics に毎週戻ってLong Case をやったり、毎週ANU学生のための画像読影講座とかにも出席できていたので気分転換しながら勉強できました。

 GeriatricsからのImmunology の組み合わせはバランス良かったです。


かわでぃー

2015年5月30日土曜日


ようやくオーストラリアにやってきました!!


・・・と思ってから早いもので3週間が経ちました。。

はーりーです。よろしくお願いします。


そろそろ、


ぐっだぁい! → Good day!

へぁあ   → Here


と頭で変換されるようになってきました。

こっちに来てから、Aussi(オージー=オーストラリア)スタイルの英語の嵐にやられっぱなしです。

今月はRheumatologyで実習していますが、その先生方の出身国が様々。患者さんの出身国も様々。オーストラリア、マレーシア、オマーン、スリランカ、フィリピン、フランス、イタリア、イギリス・・・皆さんそれぞれ舌の個性を活かした話し方をします。ぼっとしてると英語と気付かないこともしばしば。。ここの人々は自分と異なる英語の音に対する守備範囲が相当に広い!!オーストラリアの国土より広い!!!
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さてさて。
先週の週末は、TMDUからの学生4人揃って、Blue Mountainsに行ってきました。
オーストラリア東海岸沿いに4000kmにわたって広がる山脈。日本列島より長い!!


“BLUE MOUNTAINS(=青山)。
青く、見えます? 
……普通の山と変わらない??…おっと失礼。
この森はユーカリの木で埋め尽くされていて、
その葉っぱから揮発した油が日光を反射して青く見えるそう。
葉っぱから出ている青い空気、今度は見えるんじゃ・・・?
うーん…観光もX線写真も心の眼は大切ですね。
この雄大な景色の中でひと際目立つのが、”Three Sisters”と呼ばれる不思議な岩たち。
あるアボリジニの伝説により、左からMeehniWimlahGunnedooと名付けられています。
その伝説はこんな内容。
むかしむかし、Three sistersと祈祷師の父親が平和に暮らしておりました。ある日、魔物が娘たちを襲いに来たため、父は娘たちを岩に、自分をコトドリに変身させて隠しました…。しかし、父親は元の姿に戻れず、娘たちも岩のままとなってしまいましたとさ。
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それとついでに訪れたのが、
Blue Mountainsからバスで2時間ほどのSydney市内の町、Circular QuayThe Rocks
ここでは、毎年この季節になると “Vivid Sydney”という光と音楽の祭典が開かれます。
町中の至る所でイルミネーションやアートを楽しめます。
世界文化遺産にも登録されているあの有名なオペラハウスもこんな感じ。




トンネルの天井もこんな感じ。野生動物の迫力のある映像が映し出されます。
道路脇のブタちゃんもこんな感じ。
(そういやスーパーで、PORK HEARTが売っていたような。肉類の品揃えは完璧。)
と、束の間のシドニー旅を楽しんだ後は、緑地と病院以外何もないと評判のキャンベラに戻ってきました。
ではまたー
はーりー


2015年5月17日日曜日

ばなな

お初です。ゴーリーです。

実習は、

消化器内科の看板出しているけど半分は肝臓専門のgasteroenterologyと、Immunologyを回る予定です。

どうぞよろしくお願いします。




キャンベラに着てからちょうど一週間。

キャンベラ病院周りの第一印象は

だだっぴろい、建物も横に長い

年寄りだとお隣の家まで行くので精一杯というところかな。



裏を返すと、視界をさえぎるものがないので

空が広くて綺麗!



当然星も綺麗ですよ。はーりーかにゃん吉か、探していた南十字星と偽南十字星は見つかったかな?

日本からはほぼ拝めないので、ここに訪れたら是非空も見上げてみましょう♪





さて、僕の雑感はここまでにして、

今回はオーストラリアに来る人のためになるアドバイスをしようと思います。


[ゴリのタメになるアドバイス1]      じゃじゃん。
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  飛行機の中で渡される
  バナナ  
  にはご注意ください。                  
 ############################



そうバナナです。

別に腐ってるとかではなく。

僕好みのやや斑点付き熟れバナナです。
(スイートスポットと言うようですね。φ(.. )メモメモ )

ただ、到着した日のブランチに取っておこうと鞄に入れると・・・

Quarantine(検疫)に引っかかります。



入国のとき検疫官に一列に並ばされて、

探知犬出動!

(画像はイメージです)


鞄をウロウロ・クンカクンカ。

その動線がバナナの入った鞄に収束して、


 ワンッ!!!


はい、検疫官に鞄を持ってかれます。

質問散弾銃で爆撃されます。

「これはなんだ?」「申告していないのか」「罰金だぞ、you

機内の朝食で・・・って話聞いてー 


今回は検疫官が優しかったので罰金も何にもなかったです。ε=( ̄。 ̄;)フゥ

「最初からお前怪しい顔してたもんな、you
とのこと。

オーストラリアは自然保護の観点から、Quarantineを厳しめにしています。

渡航の際は、チェック品目をなるべく持ち込まない、持ち込んだら素直に申告するを徹底しましょう ^^)/~~

2015年5月16日土曜日

Canberra チャリ旅 ② Tidbinbilla Nature Reserve の近く

 連投すみません。かわでぃーです。こちらは冬が近づいて参りました。

 ここへ来た当初の4月は12−23℃くらいととても過ごしやすい気温でしたが、最近は3−16℃くらいと特に朝方は冬らしくなってきました。週に一回くらいは雨が降りますが、比較的乾燥していて手の甲にあかぎれができ始めています。


 さて今日は、チェーンの復活した自転車で Tidbinbilla Nature Reserve (ティドビンビラ自然保護区)を目指しました。

  ティドビンビラ自然保護区 はキャンベラから車でわずか40分の距離にあり、『もったいぶったように歩くエミューや草を食むカンガルー、ワラビー、コアラ』を見ることができる場所だそうです(オーストラリア政府観光局公式サイトより引用)。

 もともとここに行こうと思ったのは、「僕達、キャンベラの南の方に行ってないな」との考えからです。

 往復で60数キロはチャリ部としては大したことないだろうと思い、もったいぶったように歩く野生動物目撃を目標にお昼前に出発しました。

 出発して約10km地点、チャリ旅に必須のコンビニ発見。ただ食べ物も飲み物も持っていたので寄りませんでした。キャンベラではセブン以外の日本のコンビニは見たことありません。

 ちなみにこの時すでに、疲れています。最初の10kmで実はかなりの上り下りを経た上、僕のチャリはとにかく重くてギアもチェーンもきしんでひどいクオリティーなんです。

 15km地点、残り半分。

 これは動物いそう!

 ここから100m、馬に乗る紳士に注意。

 あと5kmくらい。ここまでで既にものすごい数の坂を上り下りしています。

 せっかく上った後のこういう下り坂をもったいなく感じています。

 うーんここまでで牛・ヒツジ以外なし!

 32km地点。この後に続くとんでもない下り坂を前に、挫折しました。すでに14時過ぎで明るい内に帰るにはここまでが限界でした。そして明らかに、この自然保護区はここより標高が高い場所でした。岩の上でお弁当を食べて引き返しました。

 残念だけど、こういうチャリで来るとこじゃなかった!めっちゃきつい……

  途中でチェーンははずれるし……

  はい、もったいぶったように歩く牛とヒツジ。


 ただただきつかったチャリ旅でした。でも首都でこの自然のありようには驚きました。

 ちなみにこれ↑は、Runtastic とかいう(多分無料の)アプリで、自転車やランニングのトラッキングに使えます。
 ご存知の方は多いかもしれませんが、iPhone の地図アプリ、Googleマップ、Runtasticなどは一度場所を調べておけばある程度の期間はデータが保存され、オフラインでも使えます
 また、City Maps 2Go Offline Maps というアプリは各都市のマップをダウンロードでき、常にオフラインで使えるので海外ではオススメです。もちろん「ネットなしで現在地も分かる」ってことですよ。


 僕のチャリ旅はこれにて終了かな!


かわでぃー

2015年5月11日月曜日

本の紹介

 はーりーとごーりーがやって来ました。かわでぃーです。やっと4人揃いました。

 そして、それはさておき笑
 それとは全く関係なく、派遣前および現在お世話になっている本の紹介をしたいと思います笑


1.Examination Medicine: A Guide to Physician Training

 これは以前紹介した通りです。ただ、その記事の最後に「Long case の部分はレベルが高くて読む気になれなかった」とnegative なことを書いてしまいましたが、あれからLong case をやるにつれて読まざるを得なくなってきまして、ちゃんと読んでみたら素晴らしかったので、その点訂正したいと思います。特にこれに書かれてある検査プラン・management に関する部分が大変分かりやすく重要な点ばかりで、プレゼンを考える際に役立っています。思えば、今までFOCUS では主に問診・診察・鑑別・検査プランを考えるトレーニングをしていましたが、個人的にはそれで精一杯でmanagement についてはかなりおろそかになっていました。management までプレゼンが求められるので、今はこれがないと結構キツイです。



2.The Patient History: An Evidence-Based Approach to Differential Diagnosis
Mark Henderson, Lawrence Tierney, Gerald Smetana "The Patient History: An Evidence-Based Approach to Differential Diagnosis 2ed" 2012, McGraw-Hill Medical
 こちらは、FOCUS に多用した本です。FOCUS が始まってまず苦したのは問診です。何をけばいいか。それを、症状に学べる本です。「症状に」っていうのが良かったです。「疾患」とかだと疾患が分かってる前提のようですが、「腹痛の患者にくべきこと」という感じでまとまっているのは大助かります。"evidence-based" のところまでは余裕なくて全然味わえなかったな。今調べたらびっくり、日本語訳出てました!(く技 答えは患者の中にある 2




Scott D. C. Stern, Adam S. Cifu, Diane Altkorn "Symptom to Diagnosis: An Evidence-Based Guide, 3e" 2014, McGraw-Hill Medical

 こちらは上2つより有名でしょうか?旧版の日本語訳も出てるみたいです(考える技 床的思考を分析する 2)。これは主に学内考の前に多用しました(今年の学内考はもうわっちゃったみたいね)。これも症状Case Based Learningです。"The Patient History" よりも症例が詳細で、鑑別をあげる練習にはもってこいだと思います。FOCUS で症例を用意するにも使えると思います。旧版なら医科歯科の図書館にもあります!

 人的にはやはり"症状"(つまり症候学のような ?)の学がしたかったので、これらは役に立ちました。そういう本を探してた期がありましたが、意外に"症状"ごとにしっかり分けられて、あらゆる症状までカバする本っていんだなと思いました。


 もう一つ、症状の学ができる本としてこれがあります。 


 問診くべき目の部分が秀逸です。なぜなら、問診試験試験のチェックリストがってるからです。つまりそれらが問診の重要ポイントなわけです。非常にまとまった内容のプレゼン、鑑別検査プランまでっていてFOCUS には役立つと思います。ただ、40以上ってる症例のうち4つくらいしかんでないので、これ以上そうに介できません。



番外編・自己免疫疾患の診断基準と治療方針(第7版)
髙崎芳成監修「自己免疫疾患の診断基準と治療方針 第7版」2014 株式会社 医学生物学研究所


 そう!医科科のM5-6なら皆持ってるこれ!PCCで配られたやつ!
 今Immunology という科を回ってるのですが、しくて!今このハンドブックに少し助けられています、この(物理的)薄さとまとまり具合がよいです。

 Immunology のムズさにけずに頑張ります。

かわでぃ